お歳暮のお返しは必要なのか

季節の挨拶として贈るお歳暮には、1年間お世話になった人へのお礼の気持ちや感謝の気持ちを伝えるという意味があります。そのためお歳暮をいただいたらそのままにせずに、すぐにお礼の電話、もしくはお礼状を発送することが大切です。すぐに連絡する理由としては、お礼状にはいただいたお礼をするといった意味合いの他に、無事にお歳暮が到着しているという意味もあるためです。そのままの状態にしておくと、贈ってくれた相手が本当に届いているのか心配になることおあるので、相手へはきちんと連絡をするようにします。

なおお歳暮が贈られた場合、お返しをしたほうが良いのか悩みますが、基本的にお返しはしなくても良いことになっています。お歳暮はそもそも感謝の気持ちが込められているものであるため、一般的な贈り物とは異なるからです。基本的にお返しは不要ですが、気が引けると感じる場合には受け取った品物の半額もしくは同額程度のものをお送りします。相手よりも高い金額のものは失礼にあたり、いただいたものを断るという意味あいになるので注意が必要です。

また受け取った時期によってはお返しが贈る期間に間に合わないこともあります。この場合は熨斗の表書きをお年賀にして元旦から1月7日までに、もしくは寒中見舞いとしてお正月あけに贈るようにします。なおこのような季節の挨拶となるものは継続して毎年贈るものですが、一度だけお返しをする場合は表書きを御礼、もしくは感謝としても差し支えありません。お歳暮のことならこちら

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